太陽実験

太陽コロナは太陽の表面上空にある大気層だ。

その温度は太陽表面の6000度よりもさらに高温の100万度以上にもなるそうだ。

どうしてそこまで高温になるのかは未だに解明されていないらしい。

太陽はまだまだ謎が多い。

太陽といえば、小学校の理科の授業で太陽の光を虫眼鏡で集めて、紙に火をつけるという実験をしたことがある。

誰もが一度はしたことがあるのではなかろうか。

私はあの実験がとにかく好きで、紙を黒く塗っては虫眼鏡で火を起こして遊んでいた。

次第に、紙では我慢できなくなり、色々なものに試していた。

黒いものならなんでも、という状態になっていて、ある日自分の腕にあるほくろに光をあてるとどうなるのかと疑問を抱いた。

そして虫眼鏡で集めた光をほくろにあててみた。

その瞬間ハチに刺されたような、強烈な痛みを感じたのだ。

もちろん、それは当然のことだが、あまりにも目に見えている結果だっただけに、思わず笑ってしまった。

しかし、自分のほくろを燃やして笑っている息子を見た母は、息子の将来を激しく不安視したそうだ。